タテ派 vs ヨコ派
-タテ派 vs ヨコ派
歌川広重といえば「東海道五十三次」ですが、広く知られている『東海道五拾三次之内』(保永堂版東海道)以外にも、生涯に約20種類ほどの東海道のシリーズ作品を手掛けているのはご存じでしょうか。大展示室では版元 蔦屋吉蔵から刊行された大判竪の『五十三次名所圖會』(竪絵東海道)と中判横の『東海道』(蔦屋版東海道)の2シリーズ(揃物)を紹介。それぞれ縦型と横型の構図で描かれた作品を見比べで展示します。
さらに小展示室では、広重が最晩年に手掛けた代表作のひとつ、大判竪絵の『名所江戸百景』と広重が横絵で描いた江戸名所作品を同じ場所ごとに見比べで紹介します。あなたはタテ派?それともヨコ派?
会期:2025年1月28日(火)~3月30日(日)
Part1:1月28日(火)~ 2月24日(月・祝)日本橋~袋井
Part2:2月26日(水)~ 3月30日(日)見附~京
※各会期で絵画作品は全点展示入替があります。
主催:静岡市、静岡市東海道広重美術館(指定管理者:特定非営利活動法人ヘキサプロジェクト)
博物館情報
- 美術館
静岡市東海道広重美術館
平成6年、東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である、由比本陣公園内に開館した東海道広重美術館は、江戸時代の浮世絵師・歌川広重(1797-1858)の名を冠した、日本で最初の美術館です。
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