【事務局より】静岡県博物館協会50周年記念講演会「観光と文化財の活用は博物館の新たな指針か」を一般公開で開催します。
静岡県博物館協会は、1969(昭和44)年に発足し、今年で50周年を迎えます。
これを記念し、記念講演会として「観光と文化財の活用は博物館の新たな指針か」(仮称)を開催いたします。
近年、博物館や美術館には、その資料を「活用」し、「観光」に資することが、強く求められるようになっています。
それにより多くの方々に足をお運び頂けるのは大変望ましいことですが、他方で、博物館が博物館法に基づく社会教育施設であることを忘れてはなりません。
本講演会では、昨年7月に設置されたばかりの独立行政法人国立文化財機構文化財活用センターの小林牧氏(副センター長)をお迎えし、
こうした動向と国の方針について、お話し頂こうと思います。
また、今年度より静岡県の文化財保護課が教育委員会より文化・観光部に移り、名前を文化財課と改めました。
このたびの文化財保護法の改正でも、文化財の「活用」が前面に出て参りました。「活用」が「保存」を生むという考え方です。
当協会会長木下直之が、こうした地方の博物館を取り巻く昨今の状況をお話しした後、
小林氏と木下による対談で、今後の博物館が進むべき道について考えていきたいと思います。
本講演会には、どなたでもご参加頂けます。
入場は先着順、予約やチケットは不要、定員262名です。
詳細は以下を予定しております。変更がある場合は、このサイトに掲示します。
静岡県博物館協会50周年記念講演会「観光と文化財の活用は博物館の新たな指針か」
開催日時:2019年5月28日(火)、15:00~
※14:00から協会50周年の式典が行なわれるため、講演会への入場は式の終了後とさせて頂きます。
会場:静岡県立美術館講堂(静岡県静岡市駿河区谷田53-2)
問い合わせ:静岡県博物館協会事務局(静岡県立美術館内)
Tel. 054-263-5857